まちだ中学校給食への取り組み
- ホーム
- まちだ中学校給食への取り組み
町田市の中学校給食が変わります!
すべての市立中学校で
2024年度から2025年度に順次全員給食になります
家庭環境の変化や、食の多様化が加速する中、学校給食を通じて子どもたちの「食を正しく選び取れる力」をより強化することが重要です。そこで、町田市では、2025年度までに中学校においても全員給食を導入することとしました。
町田市の学校給食で大切にしていくこと
町田市では、子どもたちの感覚・感性に響く学校給食によって、将来にわたり、楽しく豊かな食生活に基づいた健やかな暮らしを営んでいくことができる素地を形成していくことを目指します。
町田市の学校給食が大切にするキーワード
- 美しく味良く・・・“見た目、味、香り、食感、音”を感じながら「美味しさ」の本質を知る
- 温もり・・・つくり手の“込めた思い”を感じられる食、つながりを生み出す食
- 四季を愉しむ・・・旬や年中行事、食の文化、地域色に触れながら、彩りあふれた食の愉しみを学ぶ
新たに中学校において全員給食を導入することで、小・中学校9年間を通じた学校給食の取り組みによって、子どもたちの「豊かな心」「健康な体」「生きる力」を育み、「食を正しく選びとる力」をより強化していきます。
2025年度までに市内3箇所に給食センターを整備します
町田市では、“つくりたて”の温かい給食を中学生に届けるため、市内3箇所に給食センターを整備します。なお、堺中学校の全員給食は、近隣のゆくのき学園給食室で配送する方式で実施します。
給食センターの計画位置
私たち町田中学校給食サービス株式会社では、「町田忠生小山エリア」「南エリア」の給食センターについて設計・建設から維持管理・運営を受託しています。
町田市の中学校給食センターが目指していく姿
魅力的で美味しい給食を中学生に届ける
「美しく味良く」、「温もり」を感じて「四季を愉しむ」町田市ならではの学校給食を、丁寧につくり、中学生たちに届けます。
給食センターでは、HACCP※に沿った、国の「学校給食衛生管理基準」、「大量調理施設衛生管理マニュアル」等を遵守し、衛生的な環境で安全に運営していきます。
給食センターの1日の流れ
-
取り組み1
献立づくり
献立作りにあたっては、町田市独自の手作りメニューや、生徒と一緒に考える献立づくりなどに取り組み、生徒たちにとって給食が日々の愉しみや学びにつながる献立を作成します。食物アレルギーがあっても、美味しく栄養満点の給食を毎日食べられるように、食物アレルギー食専用の献立を作成します。
-
取り組み2
食材の納品・下処理など
町田産農作物を積極的に活用します。品質が良く、価格も手頃な食材を安定して仕入れます。
調達した新鮮で安全な食材は、丁寧に下処理を行います。 -
取り組み3
調理
衛生的な調理場で、調理員が丁寧に調理し、食中毒や異物混入を防ぎます。学校への配送時間を考えて調理時間を厳しく管理し、美味しい食事のためのタイムマネジメントを重視します。「食物アレルギー専用食」の調理は、専用室で調理し、一人ずつ専用の容器に入れて届けます。
-
取り組み4
学校への配送
最初に食器を学校に届け、調理後に食缶を追って配送する「2段階の配送方式」で、調理から食事までの時間を短縮し、センターや配送トラックの大きさをコンパクトに抑えます。断熱食缶を使い、「温かいものは温かく、冷たいものは冷たく」適温の状態で届けます。
-
取り組み5
学校での配膳
中学校では、生徒の負担を減らし安全を確保するため、各階でクラスごとに給食を受け取る方式にし、専属の配膳スタッフが各教室階まで配膳作業を行います。
-
取り組み6
給食時間
各クラスでは、小学校と同じように生徒が配膳します。センターの栄養士は中学校で生徒の食事の様子を確認し、給食を活用した食育に取り組みます。また、生徒が生産者や調理員と交流し、食育や環境教育に取り組むことで、作り手の「温もり」を感じながら食べる習慣を身につけ、食べ残しの削減につなげます。
-
取り組み7
片付け
食器や食缶をセンターで洗浄・消毒保管し、翌日の給食に使用する準備をします。食べ残しなどの「ゴミを出さない工夫」とともに、「出たゴミを再生・再資源化する工夫」の両面から、環境に配慮した取り組みを進めます。